バスや新幹線などのほかにも、スキー旅行に車を使うこともあります。自家用車やレンタカーの利用をすることもできますが、必ず雪山の運転もあるので避けては通れません。都心暮らしでは雪道を走行する機会は普段ありませんし、雪山以外の旅行ならほとんど雪のない道を走行するため、雪道の運転は基本的に多くの人は不慣れです。スキー旅行は完全に雪のある場所へ向かうことになるので、雪道は必ず運転することになります。
楽しいスキー旅行にするためにも、雪道走行で注意する点を把握して、正しい運転を心掛けることです。最重要ポイントにもなるのは、雪道での急ブレーキや急ハンドルは避けることであり、速度は遅めに保つようにします。通常の雪のない路面を走る時とは違うので、運転にもゆとりをもたせることです。フットブレーキが必要な時には、何度も細かくブレーキを踏むことで、タイヤがロックしてしまうのを防ぐことになります。
通常のペダルで踏むブレーキの、フットブレーキは雪道ではあまり使わずに、エンジンブレーキを利用することです。タイヤがロックしないよう、ABSのシステムが多くの車には導入されています。便利ですが防御システムだけに頼り切らないで、オートマなら減速のために、ローやセカンドへのシフトチェンジで、エンジンブレーキの活用をすることです。人が歩いても滑りやすい雪道は、車のタイヤも滑りやすいため、他の車との車間距離もあけて走ることも必要になります。